コラム & お知らせ

弁護士 守谷自由がみなさんに
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2020.08.01 離婚・男女問題

離婚を申し立てられたり、慰謝料を請求されたりして、精神的に負担を感じていませんか。

ご相談、ご依頼をいただくなかで、相談者、依頼者の方が、離婚を申し立てられたり、慰謝料を請求されたりして、精神的に負担となり、仕事も手につかなくなり「鬱状態」になるといったことをがよくお話になられます。

厚生労働省が出している「労災認定」のための「心理的負荷による精神障害の認定基準」によれば、「業務以外の心理的負荷」の「離婚又は夫婦が別居した」ことは「配偶者や子ども・親族が死亡した」と同程度の強い心理的負荷の強度となっています(平成23年12月「精神障害の労災認定」参照)。

あくまでも「労災認定」の基準ですので、一概には言えませんが、一般的には離婚を申し立てられたり、慰謝料を請求されると心理的には強度の負担となります。

心療内科に受診し、医師のカウンセリングを受けたり、お薬を処方されたりするのも、こうした心理的ストレスを緩和する手段としては有効だと思います。

ただ、医師のカウンセリングを受けたり、お薬を処方されたりしても、心理的ストレスが緩和されるだけであり、心理的ストレスをあたえる原因自体は除去されておりません。

心理的ストレスを除去するためには、原因である離婚問題、男女問題を解決する必要があります。

弁護士にご相談、ご依頼いただいても必ず原因が解決するかどうかは保障できませんが、心理的ストレスを与える原因を解決する方向に進むことはできます。

私自身も、ご相談、ご依頼を受けた方々が、「気持ちが軽くなった」「前向きに生きていくことができる」というお言葉を頂戴いたします。

離婚問題、男女問題でお悩みの際には、医師だけでなく弁護士にもご相談ください。

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