コラム & お知らせ

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2018.09.03 離婚・男女問題

解決事例-不貞行為により多額の損害賠償請求と不当な要求を受けたが代理人がつくことで相応の額も減額できた事例

(1)相談者は、既婚者と不貞行為に及んでしまい、不貞相手の配偶者から1000万円を超える多額の請求と会社を辞めろなどの要求をされてしまい、対応に苦慮し、精神的に参った状態で当事務所に相談に来られました。

(2)すぐに受任し、相手方に受任の旨を知らせると同時に請求が多額に過ぎることや「会社を辞める」ことが本件とは関係せず、同意できないことを伝えました。

相手方は不服そうでしたが、他の弁護士に相談しても同様の回答だったためか、最終的に損害賠償額は相応の額、相談者が支払うことができる額に決まり、会社も辞めることはせずに解決いたしました。

(3)不貞関係があった場合に、和解の場では、接触禁止や口外禁止条項を合意することはありますが、それを超えて会社まで辞める必要はありません。

本人同士では言いにくいことも代理人を介在することで正当な交渉をすることができます。

不貞行為は確かに民法709条の不法行為となり損害賠償義務が発生しますが、相手方の要求を全て同意する必要はありません。

ご本人では交渉しにくいことも代理人が入ることで正当な交渉がすることができますので、お困りの際にはぜひ弁護士にご相談ください。

 

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