コラム & お知らせ

弁護士 守谷自由がみなさんに
分かりやすく法律解説や
具体的な相談事例、
そして解決事例などをお伝えしています。

2019.03.02 離婚・男女問題

解決事例ー内縁の配偶者の不貞相手に対する損害賠償が認められた事例

(1)内縁関係にある配偶者の一方である内縁の夫が不貞をしたので、不貞相手に対して慰謝料の請求をしたところ、不貞相手は、内縁の配偶者であることを知らなかったとして慰謝料を支払わないと回答してきた。

(2)不貞相手と内縁の夫のやりとりのなかで、内縁関係にあることを認識していたと思われるやりとりがあったので、その部分を適示して交渉したが、相手方が認めなかったため、最終的に訴訟することになった。

訴訟においても、不貞相手が内縁関係を認識できたと思われる証拠関係を適示し、証人尋問等も行った結果、判決においては、相手方が内縁の配偶者であることを認識していたあるいは認識できたという認定がなされ、こちらの請求が認められる結果となった。

(3)内縁関係の場合には、結婚している場合と違い、内縁関係にあることを知らなかったという弁解がされることがあります。その場合でも証拠関係から認められる可能性はありますので、諦めずに弁護士にご相談ください。

コラム&お知らせ一覧はこちら

このページトップに戻る